ツールの変更 2020年9月末くらいから、ノートやタスク管理系のツールをガッと一気に変更した。 定期的にツールを変えたくなる時は訪れる(良くない癖)けど、ここまで一気に変更するのは初めてかもしれない。 今までの課題感・変更する動機などを簡単にまとめる。 新しいツールを3ヶ月弱使ってみた上での紹介などは長くなるので別の記事などで書きたいと思う。
今までのツールと課題感 今まではノートを取るのは iOS/Mac 純正メモアプリ、タスク管理(主にGTD)は Things を使って行っていた。 変遷でいうとノートはその前は全盛期(今では見る影もない)の Evernote を長く使っていた。 タスク管理は以前は Todoist や iOS/Mac 純正リマインダーも使っていた。 その中で大きな不便などはもちろん無いけれど、漠然とした課題感は大きく以下のようにあった。
消費したコンテンツの内容を体系化して保存できておらず、忘れてしまう 書いたノートを見返す事もほぼ無く、書き捨てを前提にしている 記憶力も良くないので、知識が蓄積されている感じがしない タスク管理とノートは相互でつながっていることが多く、ツールを跨いで移したりなどが面倒 kiriminさんの様々なTODOアプリやタスク管理方法を試行した結果最終的にプレーンテキストに行き着いた話にとても共感する タスク管理をしていても、中・長期的(Weekly, Monthly, Quarterly, Yearly)な目標管理ができていない 上から順に解決したい課題だった。
動機 上記のような課題がある一方で、同時に移行コストも高いので日々良さそうなツールを試したりしながら見送っていた。 そんな中良いタイミングで良いツールや紹介記事と出会い、また個人的にも転職もあり、良いリフレッシュの機会が提供されて移行できた。 あと Rebuild.fm #287 でも話されていて、自分のきっかけなどを書きたくなった。
以降に際しての方針は課題に対して大まかに以下だった。
ノートやタスク管理などを個々で1ツールで扱うのではなく、なるべく一元化して一つの場所で管理したい そのための UI や体験は一定犠牲になっても良い 体系的にノートを管理する上で、必要以上の労力をかけたくない 過去にも Evernote などで頑張って tagging や構造化を試したりしたが、上手くいかなかった メンテナンスコストが非常に高いのと、ノートを作成する心理的消費も同時に高くなる(面倒くさくなる) Mobile アプリは充実していなくても良い これは時節柄、最近はあまり外出しないのと、Mobile デバイスで長いテキストを書くことがほぼ無いから 移行先ツール 移行先のツールに関してはタイトルにもある通り Roam Research を使うことにした。 早速方針の なるべく一元化して一つの場所で管理したい と矛盾するが、その他の補助ツールもいくつかある。 それらの紹介については簡単にしておいて次回以降、以下のようなワークフロー別に書こうと思う。
未読管理 (bookmark, highlight保存など) GTD、タスク管理 目標管理 Roam Research の良かったところは主に以下である。
構造化が不必要なグラフ型のノート管理 [[]] でリンクを作ることで一瞬でノートが作成できる 双方向リンクが簡単に作れる、かつ修正が容易 各アウトラインがノートの単位になっている コミュニティの熱量がとても高い #roamcult 各種サービスとの連携が比較的できる 詳細は長くなってしまうので、これまた別で書こうと思う。
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